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たなべ物産(株)グッドデザイン賞受賞!

 アルミサッシ販売施工のたなべ物産(株)(八王子市元本郷町)によるリノベーション事業「AURA243多摩平の森」を含む「たまむすびテラス」が、2012年度『グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)』を受賞した。 
 
  「たまむすびテラス」は昭和33年から入居が開始された多摩平団地の団地再生事業の一環として、建替えにより空家となった住棟を民間事業者により再生・活用し た事業。公募により選ばれた当社を含む3事業者が、それぞれの住棟を15~20年間借り受け、3者が連携して団地の持つ豊かな緑や外部空間を継承しつつ、各者独自の企画により新たな住宅や施設などへ再生を図る。 
 

 

 

コンセプトは「スローライフ」「コミュニケーション」

     

 

  団地型シェアハウス「りえんと多摩平」の2棟、菜園付き共同住宅「AURA243多摩平の森」の1棟、高齢者向け住宅「ゆいま~る多摩平の森」の2棟で構成され、団地の原形を残しつつ、若者から高齢者まで多世代が暮らすコミュニティとして生まれ変わっている。審査員も「…これらの団地を、かつてのように単に解体したり、建て替えたりするスクラップ&ビルドのではなく、最小限の手を加えることによって、さまざまな家族形態、世代、ライフスタイルに合わせて再生させることは、これからのサステイナブルな住まいづくりには不可欠な方法であろう」と当事業を高く評価。
 
  建替えのために取り払われた多摩平団地の跡地にポツンと残された築50年の5棟の旧公団団地。その団地をUR都市機構より定期借家契約(スケルトン賃貸借)を結んだ。
 そこから改装した「AURA243多摩平の森」はその豊かな環境を積極的に生かす工夫がなされている。
 
  1階には50㎡の専用庭を、また9区画の貸し庭、45区画の貸し菜園があり、まるで外国の集合住宅の雰囲気をかもしだす。室内は細かに区切られていた3DKを、多摩産の木材でフローリングで広い1LDKに改装、天井は外張り断熱、壁には断熱材、窓はすべてペアガラスにして断熱性を高めた。  

  

 

地域に根差した“リノベーション”

 「たまむすびテラス」の概要は11月23日(金)から東京ビッグサイトで開催される受賞発表展「グッドデザインエキシビション2012」に出展される。表彰式は、11月22日(木)に同会場で開催される予定。応募カテゴリ: 都市づくり、地域づくり、コミュニティづくり
応募対象名 : 多世代交流型賃貸集合住宅 たまむすびテラス(りえんと多摩平・AURA243多摩平の森・ゆいま~る多摩平の森)。

 
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会社名  たなべ物産(株)

 
住所
   東京都八王子市元本郷町4―8―10   
 
URL   www.tanabe-bussan.co.jp/