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第11期はちおうじ未来塾の途中経過と今後の展開

「はちおうじ未来塾」では、事業を承継しようとする後継者(または既に承継した方)を対象に、業種や年齢を超えた塾生相互の交流を通じて自ら考え志を高めていくことで次の世代の経営力を養います。

今年で11年目を迎える今期は、9名の塾生が入塾されました。

 

■“気付き”“焦り”“覚悟”を得る講義

初回となる5月に開催された合宿では“とことん自己紹介”と題し、各塾生20分の時間を設け、生い立ちから現状の立場や悩みなど、自身について腹を割ってお話しいただきました。各塾生がそれぞれ抱える自信や悩みなどが共有でき、参加者全員に多くの刺激を与える場となりました。

 

以降は毎月1回の講義が開催されています。予め年間通してカリキュラムは決まっておらず、各塾生の声を尊重し悩みなどを深掘りしながら、運営側で都度、講師や講義内容を決定しています。

 

講師は、革新的な経営を行っている経営者をはじめ、大学教授や専門家など、会社経営や経済情勢のプロフェッショナルをお招きし、様々な気付きや焦り、覚悟を得ることが出来ます。

 

講義は2月まで開催。3月には卒業発表があり、各塾生が一番伝えたい人たちに、今後自身がしたいこと、会社の将来像など思いのたけを発表します。

 

10月には中間合宿を開催します。ここから卒業発表に向けた本格的準備に入ります。塾中盤までで得た気づきをさらに膨らませ、経営についてとことん考えるカリキュラムになります。

 

■卒業生による強力なバックアップ態勢

はちおうじ未来塾の運営は「HFA(Hachioji Future Association)」が当事務局と組み、強力なバックアップ体制を築いています。

 

未来塾卒業生で構成されているHFAは、カリキュラム構成の提案から、塾生のフォローなどでご協力頂いています。自らも未来塾を経験した立場から、塾生と同じ目線に立ち、塾生と共に考え学び、時にアドバイスを行うなど親身な対応を心掛けています。HFAは、新たなネットワークが多く築ける点も魅力。未来塾卒業後は、現塾生も参加することができます。

 

産業振興には、企業の持続的発展が不可欠です。今般叫ばれている後継者不足や人材難の解決の糸口として、今後も当事務局の人材育成事業は発展しながら運営してまいりたいと考えております。